研究課題/領域番号 |
15K14602
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 総合地球環境学研究所 |
研究代表者 |
陀安 一郎 総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 教授 (80353449)
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連携研究者 |
中野 孝教 総合地球環境学研究所, 名誉教授 (20155782)
申 基澈 総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 助教 (50569283)
齋藤 有 総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 研究員 (60469616)
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研究協力者 |
札本 果 京都大学, 大学院・理学研究科
PALMISANO Elisa 京都大学, 生態学研究センター, 研究生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 安定同位体 / 重元素 / 硬組織 / ストロンチウム / 生息履歴 |
研究成果の概要 |
本研究は、微量元素濃度および重元素安定同位体比を用いて、生物の移動履歴情報を解析する手法の開発を行うことを目的とした。 岩手県大槌地域の淡水型のイトヨを材料として研究を行った結果、Sr同位体比は狭い地域においても場所の指標となることを示した。さらに、支流河川上流のイトヨ個体群には下流域から移動してきた個体は見られないが、下流個体群には上流個体群や小槌川本流などから移動してきたと考えられるイトヨが混在していることがわかった。 また、NdとPbについて、魚類の組織別・成長段階別に比較を行った結果、Ndは消化管やエラなど海水と強く交換する部位で最も高濃度であった。
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