研究課題
挑戦的萌芽研究
古人骨から病原性の微生物や歯石に含まれる細菌のDNAを解析できれば、従来の研究では知ることのできなかった病の起源や口腔環境の再現などの情報を得ることができる。。本研究では実際の古人骨から抽出したゲノム情報をもとに,その可能性を追求した。病原菌のゲノム解析では、明瞭な結果を得ることができなかったが、ポリオに罹患していると判断されてきた縄文人について、ゲノム解析から筋ジストロフィーに罹患していた可能性が示された。また、縄文人と江戸時代人の口腔細菌のゲノム解析では、両者に違いが見られ、食性と口腔細菌叢の間に関係がある可能性が示された。
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