研究課題/領域番号 |
15K14628
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
遺伝育種科学
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
村井 耕二 福井県立大学, 生物資源学部, 教授 (70261097)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 春化 / ミトコンドリア / 花成 / コムギ / 細胞質置換系統 |
研究成果の概要 |
春化は、冬の低温にあうことにより花成(栄養成長から生殖成長への移行)が促進される現象で、秋に発芽し越冬するムギ類などが示す形質である。ムギ類では、春化によって花成促進遺伝子VRN1のエピジェネティック発現抑制が解除され、花成が進行する。本研究では、近縁野生種Aegilops geniculata細胞質を導入した細胞質置換系統の花成が遅延する現象を解析することにより、ミトコンドリアが春化センサーであり、ミトコンドリア・ゲノムに春化センサー遺伝子が存在する可能性を示した。
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