研究課題/領域番号 |
15K14636
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
作物生産科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
萩原 素之 信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (90172840)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 発芽 / ダイズ / 過湿条件 / 吸水 / 種子冠水抵抗性 / 種子の吸水 / 過湿土壌 / 種皮 / 子葉 / 品種間差 / 冠水抵抗性 / 水分活性 |
研究成果の概要 |
種子の吸水量(A)と吸水を中断した種子に乾燥処理を与えた際の蒸発量(E)の比(E/A)、種子の水分活性(Aw)はいずれも種子への水の浸透状況を示すと推定できるが、過湿条件下の発芽試験による発芽率や初期生長の品種間差をより良く説明できたのはE/Aであった。また、吸水中の種子の体積増加は種子組織の損傷に影響する要因ではないかと推定したが、過湿条件下の発芽試験との相関はE/AやAwの場合より弱かった。 以上から、種子の冠水抵抗性の簡便・迅速評価指標としてE/A法が優れることを示した。E/A法で種子冠水抵抗性の品種間差をより正確に評価するには、種子の大きさを考慮した補正を行えば良いことも明らかにした。
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