研究課題/領域番号 |
15K14658
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
園芸科学
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研究機関 | 公益財団法人岩手生物工学研究センター |
研究代表者 |
高橋 秀行 公益財団法人岩手生物工学研究センター, 園芸資源研究部, 主任研究員 (00455247)
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研究協力者 |
藤田 晃平 公益財団法人 岩手生物工学研究センター, 園芸資源研究部, 研究助手
吉田 千春 公益財団法人 岩手生物工学研究センター, 園芸資源研究部, 研究助手
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 花卉 / 休眠 |
研究成果の概要 |
本課題では、多年生植物であるリンドウの休眠器官形成と休眠導入が、リン酸欠乏による緊縮応答により誘導される可能性について分子生物学的解析を実施した。緊縮応答のシグナル分子であるppGppを調節する2種のRelA/SpoT Homologs (RSH1、CRSH)をリンドウから単離し発現を調査したところ、リン酸欠乏条件では両遺伝子の発現が有意に増加した。次世代シークエンス解析から、RSH1には13種のバリアントが存在し、リン酸欠乏により機能型バリアントの発現比率が変動することが明らかになった。これらの結果から、リン酸濃度に依存したRSHの調節が休眠制御に関わる可能性が示唆された。
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