研究課題/領域番号 |
15K14665
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
竹田 篤史 立命館大学, 生命科学部, 准教授 (60560779)
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連携研究者 |
佐藤 昌直 北海道大学, 農学研究院, 助教 (20517693)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ウイルス由来siRNA / RNAサイレンシング / AGO1 / Nicotiana benthamiana / miRNA |
研究成果の概要 |
ウイルスが植物に感染すると、RNAサイレンシング機構による抵抗性反応が引き起こされる。この際、大量に生じるウイルス由来小分子RNA (vsiRNA)が主にAGO1に取り込まれた後に、配列特異的なRNAの分解が起こる。本研究では、AGO1-vsiRNA複合体の配列特異性を明らかにし、ウイルス感染時にウイルスRNA以外のどのmRNAが副次的に分解されているのかを予測できるようにすることを目指した。本研究の結果から、これまで詳細に解析されていなかった植物AGO1の特異性決定機構の一部が明らかとなり、植物ウイルス感染時の遺伝子発現抑制におけるvsiRNAの役割を評価することが可能となった。
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