研究課題
挑戦的萌芽研究
植物の成長や形態を制御する新規化合物の探索を目的とした植物ケミカルバイオロジー研究によって、発芽種子に植物カルス(細胞塊)誘導を生じるFPXを発見した。さらに、植物細胞内でFPXから代謝されて生じる化合物PPGが、植物の葉・茎・根について、形態を異常にすることなく、成長を促進させる活性を持つことを発見した。植物成長制御を行う生理活性化合物としては、植物ホルモン類が知られるが、PPGの化学構造は、既知の天然および合成植物ホルモンのいずれとも全く異なっている。さらに、PPGのターゲットタンパク質の探索の結果、有力候補として3種類のタンパク質を同定に成功した。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 9件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 6件、 招待講演 5件) 産業財産権 (8件) (うち外国 8件)
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