研究課題/領域番号 |
15K14735
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
佐藤 匡央 九州大学, 農学研究院, 教授 (90294909)
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研究分担者 |
城内 文吾 九州大学, 農学研究院, 助教 (00548018)
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研究協力者 |
宮後 元徳
田中 愛健
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 認知症 / 糖尿病 / モデル動物 / 酸化コレステロール / ラット / βアミロイド / アルツハイマー / 糖代謝 / アミロイドβタンパク質 |
研究成果の概要 |
認知症は,糖尿病の合併症と考えられている。しかし,適切な自然発症型モデル動物がおらず,認知症の治療法は確立されていない。一方で,外因性高コレステロール血症(ExHC)ラットは糖代謝異常を呈し,学習能力が低いことが明らかとなっている。本研究ではExHCラットが認知症のモデル動物となるか起源系統であるSDラットとの比較実験を行った。 高齢ラットは2型糖尿病を発症し、高齢ExHCラットの大脳皮質中Aβ(1-42)濃度は有意な高値を示した。これより高齢ExHCラットはインスリン分泌不足による糖代謝異常を呈し,脳内でAβ(1-42)が蓄積したことから認知症を発症していることが示唆された。
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