研究課題/領域番号 |
15K14746
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
森 茂太 山形大学, 農学部, 教授 (60353885)
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研究分担者 |
石田 厚 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (60343787)
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連携研究者 |
横沢 正幸 静岡大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80354124)
吉村 仁 静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授 (10291957)
赤田 辰治 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (10250630)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | whole-plant pysiology / metabolic scaling / phtosynthesis / respiration / 個体光合成速度 / 個体呼吸速度 / システミック制御 / 個体呼吸 / 個体光合成 / 個体生理学 / 光合成 |
研究成果の概要 |
樹木の個体生理学は葉の生理学と生態系をつなぐ重要な研究分野であるが研究は少ない。そこで、本課題では、根を含む個体呼吸と個体光合成(光飽和時のポテンシャル)を多数の個体で測定する装置を作成した。また、個体の蒸散量と器官別の個体呼吸を評価した。個体光合成/呼吸(根を含む)は個体の置かれた光環境に大きく左右されず、光合成が低くなれば呼吸も低下することで一定傾向を示した。また、優勢個体は水利用効率が高く、被陰個体の水利用は低かった。広い個体サイズスケールで個体機能を見た場合、系統間差は小さく、資源獲得を巡る強い競争関係は希薄な傾向にあった。これは、種多様性の維持機構の一つかもしれない。
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