研究課題/領域番号 |
15K14747
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 東京大学 (2017) 筑波大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
堀田 紀文 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (00323478)
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研究分担者 |
地頭薗 隆 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 教授 (50145455)
小田 智基 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (70724855)
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連携研究者 |
山川 陽祐 筑波大学, 生命環境系, 助教 (20611601)
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研究協力者 |
李 心平 台湾成功大学
蔡 元融 台湾成功大学
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 深層崩壊 / 基岩風化 / 水文過程 / 渓流水質 |
研究成果の概要 |
山体内部における深層崩壊の潜在すべり面の形成が渓流水質の変化に現れるとの作業仮説のもと,深層崩壊の発生時期予測手法の開発を目的として,深層崩壊発生危険箇所が特定されている台湾で水質サンプルの取得と分析・解析を行った.渓流水は地質によらず,一般的な浅層地下水と同様のCa-HCO3型であった.ECおよびSiO2濃度は,集水面積の増大に伴う収束が見られた.多くの深層崩壊危険地が分布するChaochou層(潮州層)では,EC-Si 関係に明確な負の相関が見られた.岩石の化学組成が一様であれば得られない結果であり,特有の不均質性に由来する地下水流出特性が深層崩壊の発生に影響する可能性が示唆された.
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