研究課題/領域番号 |
15K14756
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大手 信人 京都大学, 情報学研究科, 教授 (10233199)
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研究分担者 |
磯部 一夫 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (30621833)
小山 里奈 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (50378832)
徳地 直子 京都大学, フィールド科学教育研究センター, 教授 (60237071)
Vincenot C.E. 京都大学, 情報学研究科, 助教 (80751908)
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研究協力者 |
ジャンニーノ フランチェスコ フェデリコ2世・ナポリ大学, 農学・獣医学部, 研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 窒素循環 / 窒素飽和 / 窒素流出 / NO3- / モデル / 安定同位体 / 安定同位体比 / 微生物 / 群集動態 |
研究成果の概要 |
森林生態系が過剰なN沈着を受けて窒素飽和状態に至るまでの窒素循環の変容を説明し、長期的な将来予測行うことを目的とし、シミュレーションモデルを開発した。このために、日本全国規模で調査された森林土壌の窒素形態変化(無機化、硝化など)に関するデータをメタ解析し、それらを制御する要因を解析した。このデータを用い、システムダイナミクスを用いた数値計算モデルを開発し、102年のオーダーの長期シミュレーションを実施した。この結果、過剰な大気からのN沈着に対してNO3-のプールサイズの応答に顕著なタイムラグが生じることが再現され、微生物による土壌中の窒素の内部循環過程が、これを生じさせていること確認できた。
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