研究課題/領域番号 |
15K14757
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
黒田 慶子 神戸大学, 農学研究科, 教授 (20353675)
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研究分担者 |
中馬 いづみ 神戸大学, 先端融合研究環, 助教 (90628926)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Fusarium solani / species complex / 種複合体 / マメ科 / デイゴヒメコバチ / 萎凋病 / 通水阻害 / 軟腐症状 / Fusarium / 軟腐 / 病原性 / 病徴再現 / 壊死 / 木部変色 |
研究成果の概要 |
デイゴの衰退木樹幹からFusarium solani種複合体(FSSC)に属する菌が高頻度で検出され,その分布範囲では水分通導が停止していたことから,この菌による衰退枯死の可能性が示された。優占的に検出される2菌株の健全苗木への接種により,落葉を経た枯死が高率で発生し,その病原性が確認された。従ってデイゴの衰退・枯死は菌類による萎凋病(新病害)であり,デイゴヒメコバチは枯死の主因ではない。この2菌株は,FSSCの中でAmbrosia Fusarium Cladeに属すことがEF-1α領域の解析により判明し,養菌性キクイムシとの共生が示唆された。
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