研究課題/領域番号 |
15K14759
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
池田 武文 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (50183158)
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研究分担者 |
大島 一正 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (50466455)
米田 稔 京都大学, 工学研究科, 教授 (40182852)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | リーフマイナー / 葉の組織・解剖 / 光合成活性 / 非破壊検査 / 葉の組織解剖観察 / クロロフィル蛍光 / 空気成分 |
研究成果の概要 |
リーフマイナーが潜入した葉の組織解剖並びに生理的反応について検討した。〈マイン形成と細胞の状況〉葉が緑のとき、 マイン形成による葉の細胞組織の活性への影響は認められない。〈細胞の防御反応〉マインの褐変化した箇所に傷害周皮の形成がみられ、その外側にはリグニンが蓄積したカルスやスベリン化した柵状組織が見られた。〈光合成活性の評価〉葉が緑でも、 光合成活性は低下。これは最大蛍光Fmの低下が原因であり、光化学系IIの酸素発生系が異常。〈マイン内の空気成分の分析〉マイン内のCO2濃度と水蒸気量は外気のそれらには影響を受けずに独自の濃度を示し、 マイン内はマイン外と比較して安定した環境を保っている。
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