研究課題/領域番号 |
15K14770
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
河合 真吾 静岡大学, 農学部, 教授 (70192549)
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研究分担者 |
米田 夕子 静岡大学, 農学部, 助教 (90638595)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アクチノリザル共生 / 環状ジアリールヘプタノイド / 窒素固定 / ケミカルコミュニケーション / シグナル物質 / フランキア |
研究成果の概要 |
根粒形成により優先的に窒素源を獲得できるアクチノリザル樹木オオバヤシャブシとフランキアの共生の初期段階に関わるシグナル物質の特定と水耕栽培法の確立を行った。 ①オオバヤシャブシ環状ジアリールヘプタノイドがフランキア根粒形成に及ぼす影響を検討し、これら化合物が、根粒数を著しく増加させ、アクチノリザル共生シグナル物質であることを明らかにした。LC-MS分析によって、この化合物の根部での存在も確認した。 ②根の経時的な成長量や根粒形成観察を可能にする水耕栽培法を確立した。しかし、土壌栽培系に比べて、植物の成長および根粒の形成が悪く、栽培条件の検討が必要であることが課題となった。
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