研究課題/領域番号 |
15K14796
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 (2016) 独立行政法人水産大学校 (2015) |
研究代表者 |
山崎 康裕 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産大学校, 講師 (40598471)
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研究協力者 |
岸岡 正伸
多賀 茂
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アサリ種苗生産 / アルギン酸 / 餌料用微細藻類 / 成長促進 / 併用給餌 / ナンノクロロプシス / キートセロス / プレバイオティクス / アサリ / 種苗生産 / 水産増養殖 |
研究成果の概要 |
アサリなどの二枚貝種苗生産の安定化や低コスト化には,高機能餌料の安定供給技術が必要不可欠である。本研究では,餌料用微細藻類とアルギン酸の併用給餌による餌料効果の向上および餌料効果におけるアルギン酸の機能解明を目的とした。給餌試験の結果,餌料効果は低いが大量生産可能なナンノクロロプシスと低分子化アルギン酸を併用給餌することにより,高い餌料効果が認められた。また,消化管内の細菌叢解析により,飼育・餌料環境がアサリ消化管内の細菌叢に影響を与えることが示唆された。以上より,安価で大量生産可能な餌料用微細藻類とアルギン酸の併用給餌は,二枚貝種苗生産の安定化や低コスト化に寄与する可能性がある。
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