研究課題/領域番号 |
15K14841
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生産科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
内藤 邦彦 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (20188858)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
|
キーワード | 核輸送 / ブタ卵 / 減数分裂 / エクスポーチン |
研究成果の概要 |
哺乳類の未成熟卵における核外輸送レセプターの機能を解析した。核外輸送レセプターとしてエクスポーチン1(XPO1)、XPO6およびCSE1Lを、またそれぞれのカーゴとしてSnurportin-1とWee1B、βアクチン(ACTB)およびimpotinα-1の遺伝子をクローニングした。ブタ未成熟卵にXPO1のmRNAおよびアンチセンスRNA注入により人為的に発現量を変化させたところ、過剰発現による核外輸送の増加が確認され、減数分裂の再開が有意に早まった。逆にXPO1発現抑制により以上より減数分裂の再開が遅れた。以上より、核輸送が哺乳類卵の減数分裂の正常進行に重要な役割をはたすことが明らかとなった。
|