研究課題/領域番号 |
15K14857
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
竹内 正吉 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (00171611)
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研究分担者 |
中嶋 秀満 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (30405360)
東 泰孝 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (50298816)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 薬理 / 神経科学 / シグナル伝達 / 脳神経疾患 / 獣医学 / ポリADPリボース / グリア細胞 / 神経栄養因子 / GDNF / 神経保護 |
研究成果の概要 |
本研究では、新規「細胞外」ポリADPリボース(EC-PAR)レセプターの同定と脳神経疾患における役割について研究を実施した。EC-PARはグリア細胞からグリア細胞株神経栄養因子(GDNF)の合成を特異的に促進することを発見した。また、ラット6-OHDAパーキンソン病モデルにおいて、EC-PARの脳病巣部への直接投与は、脳内グリア細胞からのGDNF産生も促進し、異常行動を抑制したことから、神経栄養シグナル分子であることを明らかにした。こららの成果により、これまで不明であったEC-PARの病態生理学的役割(神経保護効果)が解明され、また、パーキンソン病における新規創薬標的を提示することが出来た。
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