研究課題/領域番号 |
15K14864
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
渡邊 学 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (70376606)
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連携研究者 |
坪井 誠也 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 助教 (20721963)
中川 貴之 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 准教授 (40447363)
辻本 元 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (60163804)
西村 亮平 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (80172708)
菅野 純夫 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (60162848)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 臨床がんゲノム診断 / イヌ / トランスレーショナルリサーチ / ゲノム治療 / オーダーメイド医療 / がん体質 / マルチプレックスPCR / 診断型シークエンサー |
研究成果の概要 |
本研究は、イヌのがんゲノム解析により臨床ゲノム診断検査の構築、イヌのがん体質・がん化の解明を目的とした。その成果として、微量のDNAとマルチプレックスPCR法を組み合わせ、次世代型シークエンサーを用いて、DNA抽出後最短24時間でがんゲノムデータ取得を可能にし、迅速がんゲノム解析プラットフォームを構築した。7種類のがん52症例を解析した結果、ヒト遺伝性乳がんの原因遺伝子であるBRCA2のゲノム変化が26種類検出され、遺伝子タイピングより乳がん好発するチワワ固有のゲノム多型であることや、がんの悪性化等に関連することが示唆された。今後、イヌのがんの理解や医療への貢献が可能であると考えられた。
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