研究課題/領域番号 |
15K14865
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
西村 亮平 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80172708)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 犬 / iPS細胞 / 骨髄間葉系幹細胞 / 犬骨髄間葉系幹細胞 / 再生医療 / CRISPR/Cas9 |
研究成果の概要 |
先行研究に基づき、犬iPS様細胞の作製を試みたが、樹立が困難であったため、初期化を行う対象の細胞の幹細胞能について再検討した。使用した細胞は新たな犬骨髄間葉系幹細胞のBM-PACsであるが、BM-PACsは従来の骨髄間葉系幹細胞であるBMMSCsと比較し、老化を伴わない、より未分化な細胞であった。また、レトロウイルスを用いた遺伝子導入を目的に、BM-PACsの増殖能を促進させる因子を検討したところ、bFGFはBM-PACsの増殖能を有意に上昇させるとともに、未分化性も上昇させた。以上から、bFGF処理を行ったBM-PACsを用い、より効率的な初期化が行えることが期待できた。
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