研究課題/領域番号 |
15K14893
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
勝間 進 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (20378863)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ボルバキア / 遺伝子量補償 / 性決定 / 性操作 / 宿主制御 / チョウ目昆虫 / トランスクリプトーム / 共生細菌 / アワノメイガ / オス殺し / 性決定カスケード / Masc遺伝子 |
研究成果の概要 |
共生細菌であるボルバキアは、宿主である昆虫の性を操作することが知られている。本研究では、チョウ目昆虫であるアワノメイガを用いて、ボルバキアによる「雄殺し」現象の分子メカニズムの解明を試みた。RNA-seq解析の結果、遺伝子量補償とオス化の二役を担う遺伝子であるMascのmRNA量がボルバキア感染胚子において低下していること、および遺伝子量補償が破綻していることが判明した。さらに、Masc cRNAのインジェクション実験により、Masc mRNA量の低下が「雄殺し」の原因であることが示唆された。
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