研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、翻訳因子eIF5Aにのみ起こるハイプシン化修飾の翻訳における役割を明らかにするため、ハイプシン化欠損株で発現レベルが低下するタンパク質としてスクリーニングで得られた候補タンパク質を用いて、特にそれらの配列中のどの部分がハイプシン化の影響を受けるかについて調べた。部分欠失変異体を作製し、ハイプシン化の有無でタンパク質レベルが変化するかどうかを調べた結果、最終的にいくつかの配列に絞り込まれた。しかし、それらの配列には共通性はなく、これまでeIF5Aが制御する配列として報告されている配列とも一致しないことから、eIF5Aは修飾の違いにより異なるタンパク質の翻訳を制御することが示唆された。
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Methods in Molecular Biology
巻: 1721 ページ: 125-133
10.1007/978-1-4939-7546-4_12