研究課題/領域番号 |
15K14926
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
根東 義則 東北大学, 薬学研究科, 教授 (90162122)
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連携研究者 |
熊田 佳菜子 東北大学, 大学院薬学研究科, 助手 (30748504)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 有機超電子供与剤 / 還元反応 / 金属フリー / 芳香族 / 選択的分子変換 / アゾベンゼン / 複素環化合物 / 炭素アニオン / 有機超電子供与体 / 電子移動 / 官能基変換 / 分子変換 / 還元 |
研究成果の概要 |
有機超電子供与剤を用いた芳香族ハロゲン化合物の金属フリーの選択的な分子変換反応の開発を行った。有機超電子供与剤としては、N-メチルベンズイミダゾールから誘導されるSED-1と4-ジメチルアミノピリジンから誘導されるSED-2の二つを用いて、官能基を有する芳香環あるいは複素芳香環上における変換反応を検討した。特に分子内求核反応を利用する閉環反応を試み、従来の有機金属を用いる手法では共存が困難な官能基を有する基質においても選択的に変換反応が達成できることを明らかとした。その過程においてニトロベンゼン誘導体を有機超電子剤と反応させることによりアゾベンゼン誘導体へと選択的に変換できることを見出した。
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