研究課題
挑戦的萌芽研究
カルボン酸等価体のα-アミノ化反応によるN-無保護α-アミノ酸の合成法の効率的な合成法の開発を行なった。本反応の特徴 1.デザイン型カルボン酸誘導体を用いることで、事前活性化が不要で変換反応も容易となり、従来法と比較して全合成プロセスの反応工程数の削減が可能 2.従来法では適用困難であった、反応性の高いケトンやアルデヒド等の官能基存在下、目的の反応を化学選択的に進行させることが可能(化学選択性の逆転)であることである。触媒的な、直接無保護アミノ基導入反応は、報告例の無い新規反応であり、他の多くの反応開発へと適用可能で、有機合成化学分野におけるイノベーションを促進させるものである。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 1件、 査読あり 8件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (33件) (うち国際学会 11件、 招待講演 8件) 備考 (1件)
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