研究課題/領域番号 |
15K14945
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
小暮 健太朗 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(薬学系), 教授 (70262540)
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研究分担者 |
扇田 隆司 京都薬科大学, 薬学部, 助教 (80737263)
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連携研究者 |
後藤 直正 京都薬科大学, 薬学部, 学長 (30121560)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ドラッグデリバリーシステム / べん毛 / DDSキャリアー |
研究成果の概要 |
本研究は、腫瘍内pH変化を感知し自走するDDSキャリアー開発を目指した。初年度は、バクテリアゴースト調製に試薬濃度等の詳細な検討が必要なこと、また大腸菌からのべん毛単離に成功した。2年度目は、バクテリアゴーストの調製に成功した。また、ゴースト画分にべん毛フィラメント構成タンパク質FliCが存在することを確認した。これらから、初年度に困難であったバクテリアゴースト調製法を確立できた。また、腫瘍組織浸透機能性素子AT1002とポリエチレングリコールを表面修飾したナノ粒子を構築し、がん細胞スフェロイド内へのナノ粒子の浸透に成功した。当初計画を完遂できなかったが、その足掛かりとなる材料が揃った。
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