研究課題/領域番号 |
15K14950
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
辻川 和丈 大阪大学, 薬学研究科, 教授 (10207376)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | CGRP受容体 / CGRP / RAMP1 / 癌 / 免疫制御 / RAPM1 / がん / 樹状細胞 / 神経系 / 免疫系 |
研究成果の概要 |
CGRPは37アミノ酸からなり、αCGRPとβCGRPの2つのアイソフォームが存在する神経ペプチドである。その受容体はRAMP1とCLRのヘテロ2量体で構成される。CGRP受容体はマクロファージなど免疫細胞にも発現していることが明らかになっている。そこで本研究では、CGRPを介した神経系による免疫系の制御が腫瘍形成にかかわる機能を解析することとした。その結果、CGRPがマクロファージの遊走やIL-12産生を制御し、腫瘍形成にかかわっていることを明らかとした。これらの結果は、CGRPを介した神経―免疫ー腫瘍微小環境制御軸の存在を提唱するものである。
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