研究課題/領域番号 |
15K14955
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
川島 博人 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (50260336)
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連携研究者 |
平岡 伸介 国立がん研究センター, ユニット長 (40276217)
平川 城太朗 千葉大学, 大学院薬学研究院, 助教 (30609160)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 抗糖鎖抗体 / シアリルルイスX / 大腸がん / がん転移 / バイオマーカー / 薬学 / 免疫学 / 糖鎖 / がん / 病理学 / フコース転移酵素 / セレクチン |
研究成果の概要 |
独自に樹立した抗糖鎖抗体のがんバイオマーカーとしての有用性を検証するとともに、がん転移における糖鎖の機能を解明することを目的として、以下の研究を行った。はじめに、抗糖鎖抗体を用いた組織学的検討の結果、大腸がん組織において90%以上の高頻度でF2抗体反応性のシアリルルイスX糖鎖抗原が発現することを見出した。そこで、シアリルルイスXを効率よく検出する糖鎖バイオマーカー検出系の樹立を行うとともに、シアリルルイスXを過剰発現するマウス大腸がん細胞株を樹立し、同糖鎖抗原のがん転移における機能解明を行った。本研究の成果は、がんの早期診断・早期治療に寄与することが期待される。
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