研究課題/領域番号 |
15K14991
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
小椋 康光 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (40292677)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | セレン / セレノリン酸 / スペシエーション / ICP-MS / NMR / ESI-MS |
研究成果の概要 |
21番目のアミノ酸として知られているセレノシステイン(Sec)は、tRNA上でセリンにセレノール基が供与されることで生合成されると言われている。この際のセレンの供与体として、SPS2という酵素により作られるセレノリン酸が知られているが、その構造は極めて脆弱に示唆されているに過ぎない。そこで本研究では、現在定説とされているセレノリン酸の構造が正しいか検証することを目的とし、セレン代謝の重要な経路の解明に挑んだ。その結果、SPS2で生合成されるセレン供与体が、セレノリン酸という構造を有していないと考えられる結論を得た。
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