研究課題/領域番号 |
15K14995
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
伊藤 晃成 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (30323405)
|
研究分担者 |
関根 秀一 千葉大学, 大学院薬学研究院, 講師 (70401007)
青木 重樹 千葉大学, 大学院薬学研究院, 助教 (30728366)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | HLA / 特異体質毒性 / 皮疹 |
研究成果の概要 |
HLA多型の関わる特異体質毒性を動物で再現するのは困難である。今回、HLA-B*57:01多型保有者でのアバカビル(ABC)皮疹を再現するため、同多型および陰性対照の*57:03多型を導入したマウスを作製し、皮膚にABC塗布して反応を調べた。その結果、B*57:01マウスでのみABC選択的な反応を認め、別個に両新生児マウスの皮膚細胞を単離してABC曝露した際は、IL-1βなどの炎症性サイトカインがB:57:01マウス由来でのみ誘導されることを確認した。以上、HLA多型の関わる特異体質毒性を動物で初めて再現するとともに、臓器特異的毒性発現にHLA多型依存的な細胞初期応答が関わる可能性を示した。
|