研究課題
挑戦的萌芽研究
我々は、生体内のほぼすべての臓器に存在し、主に有機カチオン性化合物を認識して細胞内に取り込む膜輸送体solute carrier について、その生体内での役割を解明する目的で、遺伝子欠損マウスを作製した。メタボローム解析を行ったところ、絶食時の小腸組織において糖新生の変化を示唆するデータを得た。その詳細な分子機構は不明であるが、新たな血糖調節機構や糖尿病をはじめとする代謝性疾患の病態解明につながる可能性がある。そこで、本研究では糖代謝のどこにOCTN1が関与するかを解明するとともに、その生体内基質の探索を目的とした。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 備考 (1件)
FOOD Style
巻: 21
40021087478
J. Diabetes Res
巻: 1786789 ページ: 1-10
10.1155/2016/1786789
Nature Communication
巻: 6 号: 1 ページ: 8039-8039
10.1038/ncomms9039
http://www.p.kanazawa-u.ac.jp/~bunyaku/