研究課題/領域番号 |
15K15009
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
斎藤 嘉朗 国立医薬品食品衛生研究所, 医薬安全科学部, 部長 (50215571)
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研究分担者 |
児玉 進 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (20621460)
中村 亮介 国立医薬品食品衛生研究所, 医薬安全科学部, 室長 (50333357)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 副作用 / 機序 / HLA / ゲノム / 薬剤反応性 / トランスレーショナルリサーチ |
研究成果の概要 |
横紋筋融解症をはじめとする薬物性筋障害は、重症の場合、腎不全から死に至る重篤副作用である。我々は薬物性筋障害を発症した日本人患者のゲノム解析で、スタチン投与発症患者において有意に関連するヒト白血球抗原HLA-DRB1のタイプを見いだしていた。本研究では、横紋筋融解症発症における被疑薬中のスタチンの位置づけを確認すると共に、HLA-DRB1タンパク質と医薬品との相互作用について評価を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果は、HLA-DRB1と医薬品との相互作用の可能性を示唆したものであり、重篤副作用の発現機序の理解に一定の意義があると考えられる。またその過程で行った、医薬品医療機器総合機構に「横紋筋融解症」として報告された数の医薬品別の集計結果は、本副作用の安全対策に貢献しうる情報と考えられる。
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