研究課題
挑戦的萌芽研究
実験を進めるに従い、予想外であったが「マイクログリアの活性化状態には3つ以上のフェーズが存在する」ことを支持する結果を得た。アルギニンメチル化酵素がこの活性状態の遷移に本質的な役割をになうことを、CRISPR/Casのシステムをマイクログリア由来の細胞株に適用することで検証した。同時にPTSDの病態の脳内回路を解明するため、島皮質から前帯状回に投射しPTSDの病態に重要であるとヒトでの所見より想定されるが、高等哺乳類の脳にのみ存在するため実験的アプローチが困難とされていたvon Economo細胞の類似細胞が発現マーカーの検討により、げっ歯類島皮質にわずかであるが存在することを観察した。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (25件) (うち国際学会 6件、 招待講演 5件) 備考 (1件)
PLOS ONE
巻: 12 号: 2 ページ: e0172257-e0172257
10.1371/journal.pone.0172257
Translational Psychiatry
巻: 6 号: 8 ページ: e872-e872
10.1038/tp.2016.152
120007129377
J. Cell Sci.
巻: 129 号: 18 ページ: 3499-3510
10.1242/jcs.183806
Neurosci Lett
巻: 612 ページ: 18-24
10.1016/j.neulet.2015.11.049
Molecular Autism
巻: 7 号: 1 ページ: 19-19
10.1186/s13229-016-0083-y
http://www.anat2.med.osaka-u.ac.jp/index.html