研究課題/領域番号 |
15K15032
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
武石 昭一郎 九州大学, 生体防御医学研究所, 研究員 (10647720)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 腸管幹細胞 / +4幹細胞 / CBC幹細胞 / 静止期 / CDKインヒビター / p57 / Bmi1 / Lgr5 / 体性幹細胞 / 細胞周期 |
研究成果の概要 |
腸管の形成・維持機構の解明には、この組織を構成する細胞を生み出す腸管幹細胞の同定が重要である。これまでにCBC幹細胞と+4幹細胞という2種類の細胞が腸管幹細胞として報告されているが、これらよりもさらに未分化な細胞集団が存在する可能性も考えられる。本研究課題では、組織幹細胞が静止期に留まっていることに着目して、腸管幹細胞の純化を試みた。まず、CDKインヒビターp57が+4幹細胞に多く発現していること、ならびにこの幹細胞の静止期の維持に必要であることを突き止めた。次に、p57の発現を指標にして+4幹細胞からさらに腸管幹細胞を純化するために、p57発現細胞の系統追跡実験に必要なマウスを作製した。
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