研究課題/領域番号 |
15K15037
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山縣 憲司 筑波大学, 医学医療系, 講師 (00420084)
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研究分担者 |
堀江 正樹 筑波大学, 医学医療系, 研究員 (00723769)
柳川 徹 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10312852)
磯辺 智範 筑波大学, 医学医療系, 教授 (70383643)
蕨 栄治 筑波大学, 医学医療系, 講師 (70396612)
正田 純一 筑波大学, 医学医療系, 教授 (90241827)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 生活習慣病 / 性差 / 非アルコール性脂肪性肝炎 / 遺伝子改変マウス / エストロゲン / 肥満 / サルコペニア / 転写因子 / 脂肪性肝疾患 |
研究成果の概要 |
p62:Nrf2 double KOマウス(DKO)のNASH表現型に関する性差を検討した.DKO♂マウスは若齢時から徐々に体重が増加するのに対し,♀マウスは30週齢以降に急激に増加した. 30週齢のDKO♂マウスでは脂肪沈着、線維化が生じていたのに対し,♀マウスでは脂肪沈着は♂と比較し軽度であり、線維化は認められなかった.DKO♂では30週齢において肝細胞障害の悪化が示唆された.TNFα,IL-1βのmRNA発現量はDKO♂は8週齢で増加していた.♀は30週齢以降に増加を認めた.DKO♀マウスのNASH肝病変は♂マウスと比較し軽度であった.この背景には女性ホルモンが重要であると考えられた.
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