研究課題/領域番号 |
15K15043
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 明海大学 |
研究代表者 |
村本 和世 明海大学, 歯学部, 教授 (10301798)
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連携研究者 |
横須賀 誠 日本獣医精米科学大学, 獣医学部, 教授 (90280776)
溝口 尚子 明海大学, 歯学部, 助教 (00548919)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | in vivoイメージング / 脂味 / 島皮質 / 味覚情報処理 / フラビン / 唾液リパーゼ / von Ebner腺 / 脂肪酸 / in vivo光学イメージング / フレーバー / 味質 / 脂質味 / リパーゼ / 味覚野 / フラビン蛋白蛍光イメージング / 風味 / 光学イメージング計測 |
研究成果の概要 |
唾液に含まれる脂肪分解酵素・リパーゼが食物の中性脂肪から脂肪酸を遊離させ,脂味の感受性を調節している可能性について検討した. in vivoフラビン蛋白蛍光イメージング法と味刺激装置による解析系を確立し,オリーブオイルの刺激呈示による味覚野での神経応答を計測した.脂味応答は味覚野だけでなく梨状皮質(嗅覚野)でも記録され,脂味は複合感覚として脳内で表現されている可能性が示された.脂肪酸(オレイン酸)をオリーブオイルに付加することにより,脂味応答の応答領域と強度が増大することも明らかとなった.これらの結果は、脂肪酸により脂味に対する脳内応答が増強されることを示す初めての知見である.
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