研究課題
挑戦的萌芽研究
本申請研究は、ヒト苦味受容体(Gタンパク質共役型受容体ファミリーに属する分子群:25種類存在し味蕾だけでなく腸管上皮細胞にも発現する)を活性化する新規生理活性腸内細菌叢由来低分子代謝産物の同定を目指すものである。今回、苦味受容体の一つであるT2R16とそのリガンドであるSalicinをモデル系として用い、HEK293T細胞にT2R16、キメラGタンパク質G16/gust44、NFAT-Luciferaseレポーターを一過性に発現しSalicin で刺激したところGタンパク質依存性シグナルを検出できた。今後はこのアッセイ系を他の苦味受容体にも応用しスクリーニングを進めていく。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件)
PLoS One
巻: 10 号: 5 ページ: e0129394-e0129394
10.1371/journal.pone.0129394
巻: 10 号: 6 ページ: e0127445-e0127445
10.1371/journal.pone.0127445
巻: 10 号: 9 ページ: e0137106-e0137106
10.1371/journal.pone.0137106