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バイオ3Dプリンターを用いた尿管創生に向けた基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K15070
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 医化学一般
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

玉垣 圭一  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10626021)

研究分担者 草場 哲郎  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60367365)
五條 理志  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90316745)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2015年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード3Dバイオプリンター / 尿管再生
研究実績の概要

本研究では将来的に3Dプリンターを用いた尿管の作成を目標として、その基礎となる研究を行った。具体的には、用いる細胞種の選定、そして3Dプリンターには直径約0.5mmのスフェロイドと呼ばれる細胞槐を用いるが、その培養方法の確立をまず行った。当初の予定通りヒトiPS細胞から作成した中間中胚葉からFoxD1、HoxB7陽性細胞への分化、培養を行う準備を行いながら、まずは簡便に直接FoxD1、HoxB7陽性細胞のスフェロイド形成が可能かどうか、マウスの胎児よりFoxD1陽性細胞、HoxB7陽性細胞を直接抽出、初代培養することでスフェロイドの形成を試みた。
FoxD1に関して、免疫染色により胎生17.5日のマウスにFoxD1陽性細胞が存在することを確認し、Collagenase処理を行いFoxD1陽性細胞を初代培養することが可能であった。そしてそれをスフェロイド培養用のNanoCulture® Plateへ継代培養したものの、FoxD1の発現が維持されなかった。継代を経ずに直接NanoCulture® Plateへ細胞を撒布するなどの工夫によりFoxD1陽性が維持したうえでスフェロイドの構築が可能か検討中である。更に直接的にFoxD1陽性細胞をCre-LoxPシステムを用いてFACSで集めることも考え、遺伝子改変マウスであるFoxD1-Creマウスを徳島大学より譲り受け、同マウスとレポーターマウスであるR26tdTomatoマウスと交配を開始する予定である。
HoxB7陽性細胞に関して、Cre-LoxPシステムにより直接マウスの胎児内でレポーター遺伝子を発現させた後にFACSにより細胞を集め、その細胞を培養しスフェロイドを作成することとした。遺伝子改変マウスであるHoxB7-Creを徳島大学から譲り受け、レポーターマウスであるR26tdTomatoマウスと交配を開始する予定としている。

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2017-01-06  

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