研究課題/領域番号 |
15K15074
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
清野 透 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 分野長 (10186356)
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研究協力者 |
温川 恭至
中原 知美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 不死化 / ヒト幹細胞 / 再生医療 / 上皮幹細胞 / 再生 / がん幹細胞 / 異種動物 / がん化 |
研究成果の概要 |
ヒト正常膵管上皮細胞、胆管上皮細胞、胆嚢上皮細胞、肝実質細胞、肺胞上皮細胞、胃粘膜上皮細胞を単離培養後、HPV16 E6E7, MYC, RASの4遺伝子(EMR)をtetOffシステムを用いて導入する事でEMRの発現に依存して容易に培養可能な細胞株を得た。肝実質細胞を除いてEMRの発現に依存して1ヶ月以内にヌードマウス皮下移植により腫瘍を形成し、その後Doxを投与すると数日以内に退縮を開始した。腫瘍は病理学的に未分化腺がんを呈し、退縮後の組織にはいずれも、単層円柱上皮からなる腺管構造や腺管内粘液貯留など由来するヒトの臓器に類似する腺管構造を再現させることができた
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