研究課題/領域番号 |
15K15081
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田辺 康人 京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (10311309)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 神経変性疾患 / 筋萎縮性側索硬化症 / 運動ニューロン / 運動ニューロン病 |
研究成果の概要 |
運動ニューロン(MN)に認められる筋萎縮性側索硬化症(ALS)における選択的な脆弱性の分子基盤を明らかにする目的で、MNの中でも特に早期からALS脆弱性を示すFF-MNに着目し、FF-MNとしての細胞特異性獲得に関与するNotchシグナルがALS脆弱性を潜在的に賦与しているのかどうか解析した。Notchシグナル促進及び抑制のバランスによりTDP-43タンパク質の恒常性が維持されていること、またその破綻により核内TDP-43凝集体形成が促進されることが示された。さらに、両者のうちNotchシグナル促進によりその破綻がよりもたされやすく核内TDP-43凝集体形成に結びつくことが示された。
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