研究課題/領域番号 |
15K15108
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
吉田 紀子 東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (70749788)
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研究分担者 |
石田 孝宣 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (00292318)
多田 寛 東北大学, 大学病院, 講師 (50436127)
宮下 穣 東北大学, 大学病院, 助教 (60710788)
渡部 剛 東北大学, 医学系研究科, 助教 (70451573)
大内 憲明 東北大学, 医学系研究科, 教授 (90203710)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 乳癌 / ER / 蛍光ナノ粒子 / エストロゲン受容体 / プロゲステロン受容体 |
研究成果の概要 |
5種類の乳癌細胞株において、ER,PgRを標的に蛍光ナノ粒子を標識した1次抗体を用いた免疫染色を施行し、各乳癌細胞株の異なるER,PgR発現状況に応じたER,PgR-蛍光粒子シグナルを検出することに成功した。また核内でのシグナルの局在に関しても明らかにした。FACSにてER,PgRの抗原量を測定し蛍光ナノ粒子のスコアを対比したところ、ER,PgRそれぞれにおいて強い正の相関を認めた(R:0.94-0.98)。本検討から、ER、PgRに関して核内・膜型を問わず高精度に定量化することに成功し、従来のDAB法と比較して精密のその多寡を評価することが可能であることを証明した。
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