研究課題/領域番号 |
15K15127
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
安田 加奈子 (駒木加奈子) 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 研究所 熱帯医学・マラリア研究部, 研究員(移行) (50415551)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | マラリア原虫 / 転写因子 / 遺伝子発現 / 形態変化 / マラリア / 熱帯熱マラリア原虫 / スポロゾイト / ガメトサイト / 初期化 |
研究成果の概要 |
本研究では培養マラリア原虫(赤血球内寄生期)にその他のステージで働く転写因子を強制発現させて形態変化誘導を試みた。ガメトサイト期の転写因子AP2-G、AP2-G2の強制発現用のプベクター構築は、遺伝子のサイズ、AT-リッチ、遺伝子多型等が原因で達成できなかった。スポロゾイト期の転写因子AP2-Sp強制発現用ベクターは構築に成功し、原虫に導入した。AP2Spの発現の誘導の結果、わずかな原虫増殖率の抑制の他には表現型が得られなかった。過剰発現のon/offの調節が働かなかった可能性も考えられる。今後は、原虫で不足している、遺伝子発現のon/offの仕組みを明らかにする必要があると考える。
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