研究課題/領域番号 |
15K15162
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
富田 博秋 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (90295064)
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連携研究者 |
飯島 祥彦 名古屋大学, 医学系研究科, 特任准教授 (50584679)
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研究協力者 |
根本 晴美 東北大学, 災害科学国際研究所, 研究支援者
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 倫理 / 災害科学 / 被災地 / 心的外傷 / 説明同意 / 倫理委員会 / 災害支援 / 倫理指針 / 災害救援 |
研究成果の概要 |
被災自治体が把握している被災者対象調査の多くは倫理審査、事前説明、同意取得を経て実施されている一方、自治体が把握していないところで多くの被災者対象調査が行なわれていることが認識され、これらが適正な倫理的配慮の元に行われているかの把握は困難であった。また、医学系の調査研究は一定の倫理的配慮の元に実施されている一方、医学系以外の領域の調査では、倫理面への配慮を行う体制が必ずしも整っていないことが示された。今後、領域を超えて広く被災者を対象とする調査を行う際の倫理的配慮に関する認識が共有され、倫理的配慮を欠く調査によって被災者が不利益を被らないような方策が策定されることが望まれる。
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