研究課題/領域番号 |
15K15186
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用薬理学
|
研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
宮崎 孔志 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (60254322)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 創傷被覆材 / 化膿創傷 / 治癒効果 / 黄色ブドウ球菌 / 毒素産生 |
研究成果の概要 |
湿潤タイプの創傷被覆材が開発され治癒が早まったが、化膿した創傷には適用できない。抗菌剤を配合した創傷被覆材も開発されているが、抗菌剤の細胞毒性により治癒が遅くなる。我々は、病原菌を殺菌せずに毒素産生のみを抑制でき、細胞毒性を示さない抑制剤を開発した。そこで、免疫不全のヘアレスマウスの化膿創傷に、創傷被覆材を3 mM抑制剤水溶液に浸漬し風乾したものを貼付し、治癒効果を検証した。その結果、貼付3日後から有意に化膿創傷の治癒が早まった。つまり、治癒の促進と感染抑制を両立する創傷被覆材が開発できた。
|