研究課題/領域番号 |
15K15188
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
松井 裕史 筑波大学, 医学医療系, 講師 (70272200)
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研究分担者 |
岡田 知子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 上席主任研究員 (30344146)
山本 哲哉 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (30375505)
高岡 栄一郎 筑波大学, 医学医療系, 講師 (50625340)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 循環腫瘍細胞 / アミノレブリン酸 / ポルフィリン / 活性酸素 / ALA |
研究成果の概要 |
本研究ではがん細胞特異集積能を有する蛍光物質、ヘマトポルフィリン(HP)とアミノレブリン酸(ALA)を用いて、血中循環腫瘍細胞(CTC)を簡便かつ高感度に検出する技術について検討した。がん細胞にポルフィリンを前投与し、マウス尾静脈血中投与後、マウス全血中のポルフィリン含有細胞をFACSによって確認したところ、ポルフィリン蛍光によりCTCが検出された。より高感度にCTCを検出するため、がん細胞へのALA集積効率を増加する必要がある。がん細胞内活性酸素を誘導するインドメタシン投与はALA、HPの集積量を増大せしめたことから、活性酸素産生の事前誘発は高感度なCTCの検出を可能にすると予想される。
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