研究課題/領域番号 |
15K15209
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
飯嶋 徹 名古屋大学, 現象解析研究センター, 教授 (80270396)
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研究協力者 |
小林 一帆 名古屋大学, 大学院理学研究科, 大学院生
KRIZAN Peter 名古屋大学, 現象解析研究センター, 客員教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 放射線検出器 / TOF-PET / 半導体光検出器 |
研究成果の概要 |
TOF-PET(ポジトロン断層撮影)装置は、一対の消滅ガンマ線の飛行時間差を利用し、より雑音の少ないコントラストの高い画像を得る最先端の医療イメージング装置である。本研究では、素粒子実験用の開発された粒子検出器技術を応用して、従来のシンチレータの代わりにチェレンコフ輻射体をガンマ線検出器に使用したチェレンコフ型TOF-PET装置の開発を目指した基礎研究を進めた。その結果、従来のシンチレータ型よりも数倍優れた約120ピコ秒(半値幅)の時間分解能を得ることができた。今後、より高効率かつこう時間分解能の半導体光検出器を併用することで、より高性能のTOF-PET装置の開発が可能となることを示した。
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