研究課題/領域番号 |
15K15237
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
及川 伸二 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (10277006)
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研究分担者 |
矢田 健一郎 三重大学, 医学系研究科, 産学官連携研究員 (40467361)
福原 潔 昭和大学, 薬学部, 教授 (70189968)
冨本 秀和 三重大学, 医学系研究科, 教授 (80324648)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / プロテオミクス解析 / バイオマーカー / 抗酸化剤 / 高齢化 / エクソソーム / 活性酸素 / 酸化ストレス / トランスジェニックマウス / 早期診断法 |
研究成果の概要 |
わが国の認知症患者は500万人近くまで増加し大きな社会問題となっており、その約2/3はアルツハイマー病である。アルツハイマー病は、記憶や認知機能および思考能力を不可逆的に障害する進行性の脳変性疾患のため、患者のみならず家族の生活の質(QOL)を著しく悪化させる。従って、アルツハイマー病の臨床診断前に早期発見できるバイオマーカーの探索を行った。その結果、トランスジェニックマウス脳と早期のアルツハイマー病患者血液で共通して変動しているタンパク質が同定された。また、治療薬やPETイメージング試薬への応用に可能性がある抗酸化剤の安全性の検討も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アルツハイマー病は、緩徐にしかし確実に脳を変性させる難治性疾患である。アルツハイマー病は記憶障害や認知障害が進行して生活に支障をきたすようになってから初めて臨床診断がなされ治療が開始されるが、根治的治療法は確立されていない。最近、アルツハイマー病の臨床診断前に早期発見し介入や予防的治療を行うことで、病気の進行や発症時期を遅らせ、健康寿命を伸ばすことが現実的な対策と考えられている。そのため、本研究では、検診などに応用できる血液を用いて、アルツハイマー病の早期診断バイオマーカーの探索を行った。また、アルツハイマー病の治療や診断に有用な物質の安全性も検討し、アルツハイマー病予防の基礎研究を行った。
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