研究課題/領域番号 |
15K15263
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
新谷 香 (石田香) 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50345047)
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研究分担者 |
足立 善昭 金沢工業大学, 先端電子技術応用研究所, 教授 (80308585)
小山 大介 金沢工業大学, 先端電子技術応用研究所, 准教授 (60569888)
山口 武志 金沢工業大学, 先端電子技術応用研究所, 研究員 (20593437)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 血痕検査 / 地磁気 / SQUID磁束計 / 残留磁化 / 磁化方向 / 血液 / 磁場 / 血痕 / 鉄 / SQUID |
研究成果の概要 |
血中ヘモグロビンは、2価の鉄イオンを配位する磁性体であることから、血痕は地磁気により帯磁し、その磁場方向を記録している可能性がある。本研究の目的は超伝導量子干渉素子(SQUID)磁束計を用いて、帯磁した血痕の磁化方向を決定することにあった。血中のヘム鉄と同等量の鉄イオンを含有する9 mM塩化鉄(III)溶液を、地磁気の約1.5倍強さの磁場の中に置いた担体に滴下して斑痕を作製したところ、SQUID磁束計で磁化方向に矛盾しない磁気シグナル波形を得ることができた。しかし、血痕では磁気シグナルを検出することができなかった。
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