研究課題/領域番号 |
15K15267
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福土 審 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80199249)
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研究協力者 |
金澤 素
遠藤 由香
庄司 知隆
鹿野 理子
村椿 智彦
田中 由佳里
佐々木 彩加
小室 葉月
菅井 千奈美
山田 晶子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 脳腸相関 / 過敏性腸症候群 / 遺伝子 / ストレス / 炎症 / 消化管運動 / 消化管知覚 / 神経伝達物質 |
研究成果の概要 |
ストレス関連疾患の克服は現代社会における大きな課題である。過敏性腸症候群(IBS)はその解明に好適な疾患である。視床下部下垂体副腎皮質軸関連物質の遺伝子多型がストレスの影響を受け、蛋白・代謝産物を介してIBS病態に影響するという仮説を検証した。対象はIBS群と健常対照群である。対象から採血し、DNAを分離し、ゲノム分析を行った。遺伝子多型、主要症状と心理行動特性の関連を解析した。これらの遺伝子多型はIBSの表現型に直接には関連しないが、心理状態を介して影響していた。以上から、仮説が支持された。得られた結果は、ストレス関連疾患全般に拡張することが可能であり、科学的・社会的意義を示すものである。
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