研究課題/領域番号 |
15K15279
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
佐々木 光美 東京医科大学, 医学部, 教授 (10170698)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 表情 / 機能的磁気共鳴画像 / 気分プロフィール検査 |
研究成果の概要 |
表情を指で受動的に変化させると気分が変わること、特に目を普通より大きく開けると「頭が冴えた」、「意識がはっきりした」などポジティブな気分になることを示した。このとき脳波を測定するとα波が出現した。通常α波は目を閉じているときに出現し、目を開けると消失するので非常に不思議であった。fMRIという機能的磁気共鳴画像法によって脳の活動を調べると、脳の最前部にある前頭極の活動が減少した。この結果はα波の出現(脳の活動が低下する)を説明し得るものである。目を大きく開くことは、相対的な価値を活発に探索している前頭極の活動を鎮静化させる結果、物事を冷静に観察するのに寄与していると考えられた。
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