研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では消化管内視鏡検体から樹立したヒト腸上皮オルガノイドを用い、分泌系細胞への分化誘導法の検討と同細胞を用いた機能解析を実施した。その結果、40症例以上の患者検体より小腸・大腸オルガノイドを樹立し、解析可能なライブラリを構築した。またガンマセクレターゼ阻害剤の短時間曝露とWnt3a, SB202190, Nicotinamideの減量・除去を組み合わせた培地条件で、ヒト腸オルガノイドの分泌系への分化誘導が可能である事が示された。さらに分泌刺激因子PGE2及び消化管ホルモンVIPに対する腸オルガノイドの応答を定量的に評価する系を構築し、両因子が有する生体内体液調節作用を明らかとした。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 8件)
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