研究課題/領域番号 |
15K15294
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
桑野 由紀 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 助教 (00563454)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 非コードRNA / 中途ストップコドン / RNA結合タンパク質 / 大腸がん / 選択的スプライシング / 超保存領域 / hnRNP / SRSF |
研究成果の概要 |
約23,000の限られた遺伝子領域から10万種以上のタンパク質を作り出し、生物の多様性に寄与する選択的スプライシング機構は、高等生物に発達している。RNAプロセシングの過程で産生される中途ストップコドン(PTC)を含むRNAは、通常、細胞質におけるRNA品質管理機構により分解される。しかし、新規非コードRNAであるTranscribed UCR (T-UCR)の一部は、PTCを含むにもかかわらず、がん細胞核内に蓄積して分解を免れることを見出した。T-UCRはがん細胞において、ヌクレオリン等の核内RNA結合タンパク質の制御を受け核に局在する、新たな核内機能性RNAである可能性を明らかにした。
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